アズさんは半世紀ほど生きてきて、今、ありがたい事にそれなりに幸せを感じられるようになった。
しかし、過去を振り返るとまあまあしんどい人生だった。
どうして、今、幸せを感じられるようになったのか?考えてみた。
やめる事に意識を向けるようになってから、なんだか生きやすくなってきた気がする。
そこで、やめて良かった事を言語化してみようと思った。
今回は『自分の事をダメだと思う事』をやめて良かった!事について書きたいと思う。
小さい頃から続ける事が苦手だった。
すぐに何かをやりたいと言い出すが、途中で飽きてしまい、続かない。
見た目コンプレックスもあり、自分はいつもダメだと思っていた。
取り立てて得意な事がある訳でもなく、やりたい事がある訳でもなく、自分がどうしたいのかさえも分からない。
こんな感じだったので、常に自分はダメだと思い自己肯定感がめちゃめちゃ低かった。
「せめて、世の中の迷惑にならないように生きていこう」と、思って生きてきた。
深く考える事もなく、目先の出来る事をやって、なんとか生きてきた。
目先の出来る事は時間の切り売りだったので、アズさんには向いてない事がほとんどだったのでとてもしんどかった。
若い時の日常は、仕事がしんどく、将来が常に不安、こんな感覚だ。
恋愛においても常に「こんなダメな自分なんて」前提があり、彼氏が出来ても、「こんな自分の事なんて彼氏は嫌になり、いずれ別れて一人になるのだろう」と、勝手に考え不安になっていた。
そのくせ、彼氏の人生に勝手に口を出し、自分が彼氏に尽くしている風を装っていた。
今思えは、”自分は彼に尽くす良い彼女”で健気に頑張っている。
こんな風に思いたかったのだと思う。
本当は彼の為ではなく、こうやって、彼に尽くす自分を演じて、自分の人生からは逃げていたのだ。
こんな感じだったので、彼氏がいてもちっとも幸せではなかった気がする。
今、振り返ると、自分をダメだと思う事で、”どうせ出来ない”と挑戦しない言い訳をしていた気がする。
言い方を変えると、自分をダメだと思いこむ事で”やらない理由”を作っていたのだ。
40歳を過ぎた辺りから徐々にこの事に気がつき、「自分の事をダメだと思う事はやめよう」と、決めた!
アズさんが”自分の事をダメだと思わなくなる”為にやった行動で一番効果的だったのが、友達に接するように自分に接する行動だ。
自分の事をダメだと思った時に「友達だったら何て言うかな?」と、考えてから自分に接すると不思議と”励ましの言葉””良くやったよ”などの褒め言葉などが出てくるのだ。
確かに友達には、そんなような事を言っていたのだ。
これに気がついてからは、自分の事を一番の親友だと思う事にして接する事にした。
正直に言うと、親友はいないのだが・・・
なので、理想の親友を想像して接しているのが実状だ。
親友を作る事は今後の課題としている!
自分の事をダメだと思わなくなった事で、徐々に”何かに挑戦してみよう”と思うやる気が出てきた気がする。
不安感もだいぶ抑えられている気がする。
不安感は、アズさんは気質的に強くもっていると分析しているので、無くなるとかは思わずに大きくならないようにコントロール出来ればいいと思っている。
ちなみにやった行動で向いてなかった行動が、ダメじゃないのだから頑張ったら自分にご褒美をあげよう!と思い、”運動を続けたら好きなチョコレートを食べていい”みたいな事をやってみたのだが、これは向いてないらしく、テンションが全然上がらず続かなかった。
むしろチョコレートを食べるのが、止まらなくなり、「意味ねー」と思い速攻止めた。
このように向き不向きがあるので、いろいろ試してみて欲しい!
アズさんは「自分の事をダメだと思わなくなれた事」で、自分の事が好きになれて、自己肯定感が上がった気がする。
これにより幸せを感じられるようになったのだと実感している。
無駄に自分をせめてしまい、自分はダメだと思っている人は、「今から自分の事をダメだと思う事をやめる!」
と、決心して欲しい。人生は自分で決める事なのだ!
明日死んでもいいように、明日生きてもいいように!
今を精一杯生きて生きましょう!


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