アラフィフになってつくづく思う事がある。
なんで、若い時にあんな事をしてしまったのか??
若い方へ、アズさんの失敗経験を反面教師にして欲しい思いがあり書いてみる。
アズさんは高校を卒業して社会人になった。
今でこそ、家計管理が自分なりにはそこそこ上手に出来ているのでは?なんて、自負している。
が、就職したばかりの頃、パチンコにはまってしまい、50万円もの損失を出すという大失敗をしている。
始めてやったパチンコで俗に言う”ビギナーズラック”を出してしまった事がきっかけで、すっかりパチンコにはまってしまった。
始めてのパチンコでは、確か使った額が5千円くらいで、それが2万5千円くらいに増えたと記憶している。
就職したばかりの社会人なりたてのアズさんにとって、その金額は大きかった。
こんなに楽に増えるなんて!!!
と、胸躍らせてしまったのだ。
今では、この「楽して儲かる」ワードがもの凄い曲者だという事をよ~く理解していて、この言葉を見たら詐欺と思うようにして絶対に近づかないようにしている。
しかし、18歳のアズさんはまだ、「楽して儲かる」恐ろしさに気がつかず、その甘い言葉に魅了され、休みの日にはパチンコに行く!こんな悪い習慣が出来てしまった。
その後はパチンコに行ってもたまに勝つ事はあるが、ほとんど負けてばかりだ。
その負けを取り戻そうとして、お金も時間もつぎこみすっかり負のループにはまってしまった。
パチンコはお客を楽しませる為に、当たりそうで当たらない。
絶妙に上手い罠が仕組まれている。
まんまと興奮させられてアドレナリンを出しまくっていた。
「こいこい」と、台に叫び別人のようになり、気がつけば止められなくなる。
このままじゃまずいと思いつつもなかなか止められない。
次こそは取り戻せるばず!と思ってしまい通ってしまう。
そう思わせるように罠が至る所に仕掛けてあるのだ。
そして、50万円ほど損失を出した辺りで、ようやく「このままではほんとにまずい」
と、我に返り「パチンコに通う事を止めよう!」と、思えるようになった。
幸いにもアズさんは、こう思えるようになりそれ以降パチンコに行く事は無くなった。
今振り返ると、若い頃はいろいろな事に興味を持つものなので、一回やってみなければ分からない事も多々あるのでパチンコをやってみた事はしょうがなかったのかもしれない。
しかし、その後に読んだ本などには、ギャンブルはどう転んでも胴元が儲かる仕組みになっているのでやるだけバカだ。
と、書いてあるものが多かった。
今思う事は、「パチンコなんて、そもそもやらなければ良かった!」
これにつきる。
百歩譲って、金額の上限を決めて、楽しみの一環として趣味として出来る人がやる分にはいいと思うが、儲けようと思ってやるなら儲かる訳がないので絶対に最初からやらない方がいい。
パチンコにはまってしまう最大の罠は「当たりそうで当たらない」あの絶妙な仕掛けだ。
パチンコを打っている時は楽しいのである。たくさんの人がはまっている訳だから当たり前と言えば当たり前なのだが。
しかし、振り返ると何も得るものもなく、学べる事もなく、ただただお金と時間が減っていくだけなのである。
アズさんも若気の至りで一回体験してみよう!くらいのノリでやってしまったが、今、アズさんが当時のアズさんに声をかけるとしたら、「パチンコ店には絶対に近づかない方がいいよ!」本気でこの一言になる。
未来ある若い方達には、同じ時間を使うなら、もっと、自分の為になる事に時間を使ってもらいたいと切に伝えたい。と、アラフィフになって思うのである。
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